こんにちわ!フィアレスです!
皆さんはお金に関しては普段からどれぐらい知識をお持ちでしょうか?
自分のお金にまつわる知識ってどれぐらいなんだろう?
自分の金融リテラシーに自信がない・・・
どういった人が金融リテラシーが高い人なんだろう??
私自身も以前は金融リテラシーは低かったのですが、自己学習を進めて今は資産運用を継続して3年ほど続けております。
この記事を読んでいただくと、以下の問題が解決します。
- 日本人の金融リテラシーの実態
- 金融リテラシーが低い人の特徴
- 金融リテラシーが高い人の特徴
是非この記事を読んでいただいて、金融リテラシーを高めるように自己学習を進めてみてください!
金融リテラシーを調査した結果日本人の正答率約50%程度

2016年に政府が日本人に対して初めて、金融リテラシーを調査してその結果を「アメリカ」「イギリス」「ドイツ」などのいった国と調査結果を比較しました。
その結果、日本人の金融リテラシーが圧倒的に低いということが明らかになりました。
最新の2019年に行われた金融広報中央委員会による、金融リテラシーの調査結果を見ていき、金融リテラシーを高めるための方法についても今回ご紹介いたします。
概要としては以下になります。
- 目的:18歳以上の個人の金融リテラシーの把握
- 対象者:18〜79歳の25000人
- 調査方法:インターネットによるアンケート調査
- 問題数:8分野にわたる全58項目
実際の調査結果は上記に掲載されておりますが、注目としては正答率が50%程度の項目が多数あったというところです。
日本人の金融リテラシーが低いと言われる理由は「日本では金融教育が行われていないから」

他の国は上記アンケートの正答率が、日本人と比べて数%〜10%程度高いという調査結果が出ています。
なので明確に差が出てしまっている状況なのですが、理由としては「日本では金融教育が行われていないから」です。
皆さんも実際に「保険とは何か??」とか「投資商品の選び方は??」とか学校の授業で習ってないですよね!
上記の調査対象者の25000人のうち、実に75%が「金融教育を受けたことがない」と回答されています。
そして62%は、「親からお金の管理の仕方を教わってない」と回答されています。
親自身も金融教育を受けていないので、ここはある程度当然かもしれません。
では具体的にどういったところが金融リテラシーが低いと言われているのか、解説していきます。
クレカの分割=借金と思っていない
「クレカの分割払い=借金」ということを認識していない人が非常に多いようです。
クレジットカードの支払い方法はいくつか存在しますが、「分割払い」や「リボ払い」、「キャッシング」は借金となります。
利息も非常に高いので、大した理由もなく利用するのは非常に危険です。
利息としては、どのカード会社も約年率15%程度で、これは消費者金融の利息とほとんど変わらない利息で、世界一の資産家であるウォーレンバフェットの利回りが約20%と言われているので、その利息がどれぐらい高いかが分かっていただけると思います。
複利の考え方がない
複利の考え方や概念を知らない方も、日本には諸外国と比べて多いのも金融リテラシーが低いと言われている理由です。
複利とは資産運用などによって発生した利子に対して、さらに利子がつくことをいいます。
例えば100万円を元手に資産運用を行い、年利4%で運用すると1年後には104万円になりますが、その104万円でさらに年利4%で運用すると、1年後にはその4万円に対して利子が上乗せされることをいいます。
つまり増えた利子に対して、さらに利子が上乗せされるにも関わらず運用に費やす労力は全く同じという考え方です。
このようにしてお金を雪だるま式で増やすことができるのですが、そういった考え方を持っている人が日本人は少ないと言われています。
インフレとデフレの違いが分かっていない
インフレとデフレという言葉自体は聞いたことがあるけど、具合的にどういったことかを理解されていない方は多いのではないでしょうか?
インフレとは物の価値が上がって、相対的にお金の価値が下がることをいい、逆にデフレとはものの価値が下がり相対的にお金の価値が上がることをいいます。
日本ではここ20年、物価の上昇がほとんど起こっていないのでほぼインフレは起こっていないのですが、インフレとデフレの違いはある程度学習しておく必要があります。
Youtuberの両学長の動画が参考になるので、気になる方はご覧ください。
保険の使い方が分からない方が多い
保険の使い方についても、実際に使うときにどういった時に保険を使えばいいのか分からない方が多いです。
加入しておいた方がいい保険と、必要のない保険も存在するにも関わらず「加入しておけばなんとなく安心だから」という理由だけで、不要な保険に加入されている方も非常に多いです。
なんとなく保険に加入されている方は必ず精査して不要な保険に加入されている場合は解約するようにしましょう。
医療保険に関しては基本的に不要なので、その理由を別途まとめておりますので気になる方は是非ご覧ください。
金融商品を買うときの心構えが分からない
金融商品を買うときの心構えが出来ていない方が多いのが日本人に多いです。
例えばリスクの高い金融商品も買った時に、自分の中でリスク許容度を把握していないと損をしてしまった時に日常生活に支障をきたしてしまいます。
そういったリスクを自分の中で把握できていないから、資産運用はなんとなく怖いものと考えている方が多いからです。
なので、ローリスクローリターンで投資初心者のかたは初めてみて、「最悪この金額であれば0円になっても致命的にはならないかな」というリスクを意識しながら、自分の出来る金額で資産運用をしてみましょう。
リスクの小さいオススメの資産運用については、別途記事をまとめておりますので、気になる方は是非ご覧ください。
金融リテラシーが高い人の特徴

金融リテラシーが低い方はどういった方が多いかを説明しましたが、実際に金融リテラシーが高いかたはどういった特徴があるかをご紹介いたします。
金融経済情報を週1回以上見る
学校の授業として金融リテラシーを上げることは、無理なので自己学習として金融経済に関する学習をする必要があります。
おすすめとしてはYoutubeで学習するのが、詳しく解説されている方も多く非常にオススメです。
お金にまつわる情報を配信しているYoutuberについて、別途記事をまとめておりますので、気になる方は是非ご覧ください。
リスクを積極的に取りに行く
少額からの資産運用を最初は初めてみて、自分の許容内の範囲である程度リスクを取ってみてリターンを狙わないと、お金を増やしていける勇気がある方は金融リテラシーが高い人になります。
リスクとリターンについては、表裏一体なのであくまで「リスクを踏まえた上でのリターン」を考慮しないと、それはただのギャンブルになってしまいます。
なので、リスクとリターンのバランスを考えながら資産運用をしていくようにしてください!
横並び行動をしない
普通預金をしている人が多い中、積立NISAやiDecoをやっている方は、それだけでも一歩先を行っているので、まだ積み立てNISAやiDecoをされていない方は、自分の出来る金額で始めることをオススメします!
積み立てNISAの登録方法については、別途記事をまとめております。
「日本人の金融リテラシーが低いと言われる理由5選と、金融リテラシーが高い人の特徴3選!」のまとめ
今回は、日本人の金融リテラシーが低いと言われる理由と、金融リテラシーが高い人の特徴についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。
2060年までに日本の人口は8700万人にまで減少すると言われており、これからは「人口減少」「超少子高齢化」の時代がやってきますので、社会保障を維持するのが今後は難しくなることが予想されるので、そのためにも個人として生き抜くために事前に準備が必要となってくるので、今のうちから金融に関する学習を進めて、リテラシーをあげていくようにしていきましょう!